デキる人は「また今度〜…」と決して言わない
私が常々気をつけていることがある。
「今度ごはんでも!」などのように、人と約束する際に
「今度」という言葉を使わないように意識している。
たまについクセで出てしまうこともあるが、完全に
言わなくなるよう努力している。
なぜ、「今度」という言葉はダメなのか?
これは少し考えれば分かるのだが、
「今度」という言葉があまりに抽象的であるからである。
「また今度○○しましょう」という約束を何回もしたことがあるが、
そのほとんど、おそらく95%以上の約束は果たされずに忘れられていく。
今度って具体的にいつなのだろうか。
明日なのか、来週なのか、はたまた1年後なのか。。。
あまり「日本人は○○」という言い方は好きではないが、
あえてすると、やはり日本人はお茶を濁すことには長けていると
断言してもよい。
それが「今度」という言葉を多用する原因として考えられる。
本当にもう一度ランチをご一緒したい、もう一度話を聞きたい、
と感じた人と約束をする時は、日程を具体的に決めてしまうべきだ。
明日なら明日、来週なら来週。
その場で日時を決め、相手のスケジュールをおさえる。
これに尽きる。
特に、もう一度会いたいな、と思わせるほど魅力的な
人ほどヒマではない。
放っておいたらすぐに彼らのスケジュールは埋まってしまう。
「また今度」などと言っているヒマはないのだ。
堂々と「いつ空いてますか?」と聞けるようになるべき。
決して失礼ではない。
「また今度お時間が合う時に〜…」とお茶を濁す方が
よほど失礼である。